エクスキューズ・ミー

「言い訳」をテーマに書いています。

「誤字脱字」への言い訳

「誤字や脱字の多い文章が嫌いだ。小説どの物語の場会、ストーリーに集中出来なくなってしう」

自分で打ちながらイライラしてしまった。
流石にここまでは無いとしても、本によっては酷いものもある。
平仮名が一字抜けている程度ならまだしも、登場人物の名前が違っていたりすると辟易する。

今までに出版された小説に誤植が一切無い作家。
そんな人間、いるのだろうか。
フィクションの世界では出会ったことがあるけれど……それこそ小説の登場人物として、である。

しかし、作家といえど人間だ、ヒューマンエラーを厳しく指摘するのも悪い気がする。
校閲をするのも人間だ、と言ってしまったら校閲の意味が無くなるだろうけれど。

ここまで書いて恐ろしくなってきた。
特大のブーメランを作っている気がする。
「許すから許してください、皆で許し合いましょう!」などと言うつもりは無いのだけれど、誤字脱字から誤解が生まれることの無いように、気を付けて書いていうと思う。